スノーステージ【埼玉の旅行情報・宿泊情報】
埼玉旅行がおすすめの理由
「日本の中で、旅行先として真っ先にイメージする都道府県はどこですか?」という質問を投げかけた場合、埼玉県を挙げる人は少ないでしょう。埼玉の旅行地としての問題は、各観光スポット、施設、交通などの良し悪しを論じる以前に、まず知られていないということです。
すぐ隣の首都東京は、ご存じの通り日本で最も人が集まる場所です。東京には道路・空路・鉄道が集結しているため、全国の全ての都道府県から簡単にアクセスできます。旅行・観光においても、飛行機、新幹線、高速バスなどを使い東京まで来る旅行客は多数にのぼります。
埼玉県は、その東京から最もアクセスのしやすい県と言われています。埼玉県の道路網、鉄道網は東京と一体化しています。埼玉県は東西に長い県ですが、東京の中心部を扇の要とすると、そこから埼玉県に向かい交通網が扇のように広がっていきます。東京にも観光スポットはたくさんあります。それらの観光スポットを転々とすれば、東京だけで2日、3日の旅程を組むことは可能でしょう。しかし、それらの観光地はオフィスビルなどに囲まれており、観光スポットから次の観光スポットへの移動時には渋滞や人混み、平日であれば通勤ラッシュに巻き込まれることも覚悟しなければなりません。分断された細切れの観光をいくつもこなすようなもので、旅行というよりも決められたタスクを忠実に消化しているような感覚を感じるかもしれません。そのような旅行が悪いとはいいませんが、せっかく連休を遠くまで旅行に来たからには、まとまった時間をリラックスして過ごすに越したことはありません。旅行日程をひとまとまりの期間として、ゆっくりと過ごしたいのであれば東京中心部での移動は極力さけ、郊外へ向かうべきです。
東京中心部から自然豊かな郊外へ向かうには神奈川県、千葉県、埼玉県あるいは東京都西部地区に向かう必要がありますが、それらの郊外への所要時間・郊外の観光スポット、アクティビティなどの充実度など総合的に考えると、やはり埼玉県が第一に挙げられます。都心から各地の郊外に向かう鉄道、道路は無数にあるため、それらをここで比較検討するわけには行きませんが、都心から離れるにしたがい、車窓の風景が住宅街、農村地帯、山岳地帯の順に変化していきます。神奈川県の場合、川崎市や横浜市といった大都市を経由しなければならないので、農村地帯まで出るのに時間がかかります。東京都西部についても、大都市、住宅街が広大で農村部・山岳地帯へは容易に出ることはできません。千葉県については、房総半島部分と関東平野部に地形が完全に分かれていますが、房総半島部分行くにはそれなりの時間がかかります。千葉県の北部、関東平野部分については、農村地帯がかなりの部分をしめていますが、地形が平坦で単純なのと、観光地と観光地の繋がりが悪く、それらを効率よく回るのは非常に困難です。それら神奈川、千葉、東京都西部と比べると、埼玉県は自然豊かな郊外へアクセスが良く、短時間で行ける上、観光地と観光地の間もつながりが良いため、充実した旅行コースを組みやすいのです。
前節では東京から埼玉県へのアクセスや旅行のしやすさを挙げました。西日本あるいは北日本、北陸などは各県に一つあるいは複数の空港があります。それら九州・四国・中国・関西・北陸・東北・北海道といった地方の空港を利用して旅行するとなると、第一候補は東京の羽田空港になります。なぜならそれらの空港から就航路線が最も多いのが羽田空港で、各路線の便数を合計しても羽田便が最も多いからです。
国内の大部分の都道府県在住者が、地元の空港を利用して直行便で1~2時間台のフライトのみで羽田空港に辿りつくことができます。そうすると当然羽田空港を利用した旅行が思い浮かぶでしょう。また東海道新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線などの終着駅も東京ですから、やはり新幹線の旅行でも東京が視野に入ってくると思います。東京から電車などの交通は関東圏に広がっていますが、そうした旅行者の多くは東京あるいは横浜メインの旅行になりがちです。もちろんそれで十分満足できる人も多いでしょう。しかし、より充実した旅行を求めた場合それが最善とは必ずしも言えません。東京からの交通網を考えると、飛行機であっても、新幹線であっても2泊3日以上の旅程、あるいは1泊2日の旅程であってもかなりの広範囲で旅行することが可能です。もちろんあまり行動範囲を広げすぎると、移動時間ばかり増えてしまい、あまり良い旅行とは言えません。理想は電車などで移動しながら、そのルートが旅行ルートそのものになるような旅程がもっとも望ましいといえます。
そのようなことを考えた場合、意外と多くの人が見落としているルートが埼玉県を中心とした旅行ルートです。埼玉の旅行スポットは全国的に有名とまで言える場所は少ないのですが、実は近年さまざまな旅行スポットが誕生しています。埼玉県は首都から近く、交通の便が良い場所に多くの自然が残されていることから、良質な観光施設を作りやすい場所であることは間違いないでしょう。また埼玉県はもともと秩父・川越といった江戸時代から多くの旅行者を受け入れてきた伝統的な観光地もかかえています。秩父は西国三十三か所、坂東三十三か所と並び称される秩父三十四か所の巡礼の地です。江戸時代には一日数万人規模の巡礼者・旅行者を受け入れてきました。川越は江戸時代には江戸に次ぐ関東第二の都市といってもよいほど栄えており、隅田川から新河岸川からのルートを舟で往来する老若男女の旅行者が絶えませんでした。
観光地をどのように選び、どのように繋いでいくのか、その描いたルートこそが旅行そのものです。埼玉県の個々の旅行スポットは決して大規模とはいえませんが、埼玉県の新旧の旅行スポットは交通網によりうまい具合につながっています。これらの旅行スポットを上手につなげば箱根、日光のような大観光地をもしのぐ旅行ルートができあがる可能性があります。このような小さな点と点をつないで旅行ルートを作るというやり方は、いままで旅行の主流にはなりませんでした。なぜなら個人によって興味・関心のあることは違い、ある人にとっては最高の旅行コースであっても、他の人にもそれが当てはまるとは限りません。旅行会社は大多数の人がそれなりに楽しめる大観光地をメインに宣伝するのは無理からぬことです。しかし、個人旅行であれば自分の興味のあることだけを繋いでルートを作るということが可能です。そうした意味で、観光地同士のアクセスがしやすく、粒ぞろいの埼玉旅行は、個人旅行に最適といえます。
観光スポットやホテルについてはメジャーなところほど、宿泊費、食事、入園料、おみやげ代といった費用も割高になる傾向にあります。もちろんスペックが全く一緒の観光施設などありませんから単純比較することはできません。あくまでも感覚的なものになりますが、メジャーな観光地は高く、マイナーな観光地は安いというのはおおむね実感できるところです。埼玉旅行はその点でも全体を平均するとあきらかに割安です。
総合的にみて埼玉は個人旅行においては、最も注目すべきエリアです。多種多様な旅行要素の中から好みの旅行スポットを探し、それらをつないで旅行コースを作りやすく、スムーズに移動できるはずです。また他地域の旅行に比べ経費的にも抑えやすいエリアであるともいえます。もちろんそれらの情報がなければ旅行コース自体作れませんから、当サイトで今後少しずつ情報提供できればと思っています。
埼玉旅行の拠点となる場所「池袋」「大宮」
埼玉旅行のコースを作ろうと思ったとき、埼玉県の地図だけを眺めていても、なかなか作るのは難しいと思います。全国の都道府県から埼玉県のアクセスを考えた場合、一番多いと思われるのは飛行機を使い、東京都の羽田空港を使うことです。またそれほど遠くない都道府県からの場合、新幹線や高速バスやマイカーでの移動も考えられます。高速バスやマイカーでの埼玉旅行はひとまず置いておき、飛行機と新幹線を使った場合を考えてみましょう。
埼玉県の主な観光地、秩父、長瀞、川越といった場所にも多くの宿泊施設はありますが、いずれも羽田空港から移動に時間がかかるため、その中間点で宿泊したいというニーズは多いと思います。そうしたとき、いずれの観光地にもアクセスが良く、大型ホテルが集中している場所が二か所あります。それが池袋と大宮です。
池袋は東京都豊島区に属しますので、埼玉ではありません。しかし池袋駅からは飯能や秩父といった埼玉旅行の中核部までつながる西武池袋線~秩父線のルート、川越・寄居方面に繋がる東武東上線があり、JR各線で埼玉県東部の観光地にもアクセスできます。
大宮は埼玉県の県庁所在地であるさいたま市の中心駅であり、JR川越線で川越、また熊谷経由で秩父鉄道へのアクセスが容易です。大宮は北陸新幹線・上越新幹線・東北新幹線という3つの新幹線の停車駅でもあります。
この二つの拠点、「大宮」「池袋」のメリットは埼玉県の各旅行スポットへのアクセスしやすいだけではなく、駅近くに大型ホテルを多数持っているという点もあります。それらのホテルの合計客室数は膨大で、繁忙期のホテルの予約の取りやすさや、選択肢の広さなど、埼玉旅行のエリア内では群を抜いています。埼玉県の他のエリアにも魅力的な宿泊施設は多数ありますが、駅から離れていたり、アクセスがわかりずらかったりというホテルも多く、初めて埼玉旅行に訪れる人や不慣れな人にとっては、「池袋」か「大宮」の二大拠点いずれかで宿泊し、旅程自体に集中おすすめします。
拠点を最初に設定することによって、旅行計画も格段に組みやすくなります。拠点を決定すると、あとはその拠点を出発点とする日帰り旅行計画を作るようなものです。
埼玉旅行おすすめ情報
長瀞のライン下り
長瀞・秩父間を走る蒸気機関車:SLパレオエクスプレス
深谷テラス―長瀞旅行の寄り道に最適
埼玉県の最高峰かつ秩父市の最高峰:甲武信ヶ岳
群馬からの埼玉旅行
秩父まつり会館
長瀞へのアクセス1:熊谷から秩父鉄道で長瀞へ
SLパレオエクスプレスでの日帰り秩父旅行
埼玉旅行宿泊情報(ホテル・旅館)
埼玉旅行における拠点となるのは、池袋と大宮です。いずれも埼玉の各地へ交通の起点となるとともに、質の良いホテル集積地であることも埼玉旅行の拠点となる大きな理由です。質が良いホテル集積地というのは、単に高価格帯の高級ホテルが多いという意味ではありません。多種多様なホテルが集まっていて、旅行の目的に応じてのホテルの選択肢が多いということが、池袋・大宮に共通する利点です。
遠方から飛行機や新幹線で埼玉旅行を目指す場合、そこからアクセスしやすく、ホテルが充実している池袋か大宮を宿泊地に選ぶことが基本です。しかし、秩父・長瀞・川越といった埼玉旅行の主要エリアの観光に重点を置くなら、直接そのエリア内で宿泊したほうが、当然エリア内の旅行時間を増やすことができますし、秩父・長瀞・川越にもそれぞれ、おすすめのホテルや旅館が存在します。その他にも埼玉県各地に特色がありクオリティも高いホテルが点在しています。旅行ルートによっては、あえて池袋・大宮といった拠点を外し、それ以外の宿泊施設を視野に入れる必要もでてきます。
埼玉旅行の宿泊情報
- 埼玉旅行拠点1:池袋のおすすめホテル
- 埼玉旅行拠点2:大宮のおすすめホテル
- 埼玉旅行主要エリア1:秩父のおすすめホテル・旅館
- 埼玉旅行主要エリア2:長瀞のおすすめ旅館
- 埼玉旅行主要エリア3:川越のおすすめホテル
- ムーミンバレーパーク利用時のおすすめホテル
- さいたま新都心・浦和のホテル
- 埼玉県和光市のホテル
- 埼玉県羽生市のホテル
- 埼玉県熊谷市のホテル
埼玉旅行の旅行エリアと旅行施設・アクティビティ
長瀞エリア
秩父エリア
- 秩父駅徒歩3分の旅行スポット 秩父まつり会館
- 【キャニオンスイングとバンジージャンプ】ジオグラビティーパーク秩父
- 羊山公園
- 秩父ミューズパーク
- 秩父美術館
- ちちぶ銘仙館
- 芦ヶ久保の氷柱
- 埼玉県最高峰かつ秩父市最高峰:甲武信ヶ岳
- 日本百名山:両神山
川越エリア
- 喜多院
- 蔵造りの街並み
大宮エリア
- 氷川神社
- 大宮公園
- 埼玉県立歴史と民族の博物館
- 鉄道博物館
- 盆栽美術館
- 埼玉県立近代美術館
池袋エリアと豊島園ハリーポッター
- サンシャインシティ
- スタジオツアー東京メイキングオブハリーポッター
飯能エリアとムーミンバレーパーク
- ムーミンバレーパーク
- 巾着田
- 高麗神社・聖天院
埼玉旅行へのアクセス情報
飛行機から埼玉旅行へのアクセス
- 羽田空港から埼玉旅行拠点の池袋へ その1:羽田空港からモノレールへ
- 羽田空港から埼玉旅行拠点の池袋へ その2:モノレール浜松町駅からJR浜松町駅へ
- 羽田空港から埼玉旅行拠点の池袋へ その3:JR浜松町からJR池袋駅へ
- 羽田空港から埼玉旅行拠点の大宮へ
- 成田空港から埼玉旅行拠点の池袋へ
- 成田空港から埼玉旅行拠点の大宮へ
- 羽田空港からリムジンバスで埼玉へ
新幹線での埼玉旅行
- 新幹線熊谷駅から長瀞・秩父へ
- 新幹線大宮駅から川越・寄居へ
- 寄居駅乗り換え:東武東上線・秩父鉄道・JR八高線
- 大宮から飯能・秩父方面へ(武蔵野線利用)
鉄道のりかえ情報
- JR池袋駅から西武池袋線池袋駅へのりかえ
- JR池袋駅から東武東上線池袋駅へのりかえ
- 東武東上線から秩父鉄道へのりかえ(寄居駅乗り換え)
- JR武蔵野線から西武鉄道へ(秋津ー新秋津乗り換え)
- 西武秩父線「西武秩父駅」から秩父鉄道「お花畑」へのりかえ