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東武東上線から秩父鉄道への乗り換え

池袋・川越から長瀞エリアへの最短旅行ルート

 池袋駅あるいは川越駅から秩父エリアを通らず直接長瀞エリアへ旅行する場合、東武東上線で寄居まで行き、秩父鉄道で長瀞に行くルートが最も短時間で行けます。その際、小川町駅と寄居駅の2回の乗り換えが必要になります。

 小川町では同一路線の電車に乗り換えるのですから、乗り継ぎという言葉を使った方が正確かもしれません。ただ、東武東上線においては、小川町駅より前の駅を通る電車は、小川町駅を超えて走ることはありません。秩父鉄道との乗り換え駅である寄居に行くには、必ず小川町始発寄居行きという電車に乗らなければなりません。実はこの東武東上線の小川町駅はJR八高線の小川町駅と同じ場所にあります。二階の連絡通路から、JR八高線に乗り換え、寄居駅まで行くことも可能です。つまり、小川町駅から寄居駅の間は、東武東上線とJR八高線の二本のルートがあります。ただその場合乗り換えの手間もかかり、JR八高線は本数も少ないため、通常であれば東武東上線のみを使った方が無難です。

東武東上線池袋駅から小川町駅へ

東武東上線の池袋駅から小川町駅へは直通列車があります。普通列車で池袋駅から小川町駅へ行く場合1時間半程度で、最速のTJライナーや川越特急を使う場合、約1時間で小川町に到着します。

東武東上線小川町行の列車種別

  • 川越特急 特急料金は不要で通常運賃で乗れます。最も停車駅が少なく早い電車ですが、池袋駅からの下りは朝10:00と11:00の2本だけです。
  • TJライナー 全車両指定席で特急料金がかかります。通勤利用を想定しており、下りは夕方のみです。旅行利用の機会は少ないと思われますので詳細は省略します。
  • 「快速」「急行」「準急」「普通」 この順番で停車駅が少なく早い列車です。その多くは快速と急行です。

東武東上線は有料通勤電車のTJライナー以外は全て通常の運賃のみで、池袋ー小川町は820円です。一般的に快速より急行が早い鉄道会社がほとんどですが、東武鉄道は逆で、快速の方が急行より早いので注意してください。とはいえ、池袋ー小川町間で快速と急行の差は10分以内程度ですので、敢えて急行を乗り過ごしてまで快速を待つ必要はありません。

東武東上線小川町駅での寄居行列車への乗り継ぎ

東武東上線と秩父鉄道の乗換駅は寄居駅です。東武東上線小川町駅発の寄居駅行の列車は1時間に2本から4本程度出ています。小川町駅のホームは一階にあり、降りたホームの向かい側が寄居行列車の停車ホームです。東武東上線の他、JR八高線で寄居駅に行くことも可能ですが、その場合は2階の連絡通路から一度改札を出て入場することになります。

東武東上線の小川町駅から寄居駅までは17分程度で、運賃は260円です。今回の場合は池袋駅で通して切符は買っているはずですので、その場合は910円となります。ちなみに東武東上線の川越駅ー寄居駅は600円です。交通系ICカードを使えば、若干の割引があるのは皆さま御周知だと思いますし、煩雑になるため当サイトでは多くの場合、説明を割愛させていただいています。

東武東上線寄居駅から秩父鉄道寄居駅への乗り換え

寄居駅は秩父鉄道、東武東上線、JR八高線という3つの路線が集結する駅です。ホームはいずれも一階にあり、連絡通路の中央部分で繋がっています。その2階の連結部分に東武東上線の改札機がありますが、改札機は交通系IC専用のため、切符利用の場合は駅員が回収します。改札機付近に駅員が不在の場合、改札を出てすぐの場所に駅窓口がありますので、そこで渡してください。

東武東上線の改札を出たあと、秩父鉄道のホームへの階段を下ります。秩父鉄道の改札機は階段を下りた場所にあります。秩父鉄道の改札機も交通系ICカード専用ですので、切符での利用の場合、階段を降りる前に、2階の券売機で事前に秩父鉄道の切符を購入しておいてください。秩父鉄道も現在は全駅交通系ICカードが導入されており、無人駅も多くなったことから、スイカ、パスモなどの交通系ICカード利用をおすすめします。

寄居駅での乗り換えについて、詳細は以下のページで紹介しています。

寄居駅乗り換え:秩父鉄道・東武東上線・JR八高線