池袋は東京都豊島区にある繁華街で、埼玉旅行のページで紹介するのに違和感を感じる人も多いと思います。しかし、池袋は埼玉旅行にかかすことができない鉄道路線がたくさん集中しており、その出発点となります。交通の上では、埼玉県さいたま市にある大宮駅とともに、池袋駅は埼玉旅行のスタート地点の一つなのです。
ここでおすすめするホテルは埼玉旅行への利便性から池袋駅のすぐ近くということが基本となります。ただ、池袋に滞在するのであれば、ここを単なる通過点とするのはもったいない気がします。そこで当サイトでは勝手ながら、池袋自体を埼玉旅行の一つの観光地として紹介しています。そうなると、池袋のホテルの選択も池袋で観光やショッピングをするということも考慮に入れる必要がでてきます。池袋駅から多少離れていても、ホテルの水準が高く池袋観光と埼玉へのアクセスが良ければ紹介することになります。
ホテルメトロポリタン
所在地:東京都豊島区西池袋1-6-1
客室数:807室
最寄駅:池袋駅西口より徒歩3分 池袋駅メトロポリタン口より徒歩2分
チェックイン(基本プランの場合)15:00
チェックアウト(基本プランの場合)12:00
クレジットカード決済:JCB、VISA、UC、銀聯、DC、アメックス、Master等
有線LAN・WIFI・駐車場完備
レストラン等
2F和食「花むさし」11:30-15:00 17:30-21:00 102席
2F中華「桂林」11:30-15:00 17:30-22:00 144席
1Fバイキング「クロスダイン」6:30~10:30 11:30~14:30 17:00~23:00 260席
25Fイタリア・フランス料理「エスト」11:30~15:00 17:30~22:00 42席
25Fダイニングバー「オーヴェスト」11:30~15:00 17:30~24:00 74席
ルームサービス 6:30~23:30
2Fバー「オリエントエクスプレス」17:00-23:00
その他有料サービス
ルームマッサージ・コインランドリー・クリーニング・音楽練習室・フィットネスクラブ等多数
ホテルメトロポリタンはJR東日本ホテルズのメトロポリタンホテルズという看板ホテルグループの旗艦ホテルです。つまりJR東日本グループの最も代表するホテルといっても差し支えないでしょう。レストラン・結婚式場・会議室など取り揃え、シティホテルとしてのニーズを全て兼ね備えたホテルです。
25階建ての独立したビルで、1階にフロントがあります。地下2階から地上4階までの間と最上階の25階はレストラン・会議室・式場・フィットネスクラブ・医療機関など様々なものが入っており、5階から24階は客室が中心になります。
客室の最上階24階はメトロポリタンフロアと呼ばれ、130平米のスイートルーム「メトロポリタンスイート」をはじめとしたスイートルーム3室やエグゼクティブクラスの部屋のみがある階層となっています。そして22階から23階がシティービュー、16階から21階がスーペリア、5階から15階がスタンダードというようにクラス分けされています。
埼玉旅行の拠点としておすすめの池袋のホテルとして、真っ先にこのメトロポリタンホテルを挙げた理由として、駅から近く埼玉への旅行する際の利便性、ホテルとしての格や充実度などももちろん挙げられますが、何よりホテルメトロポリタンの立地が、池袋駅直近では最も落ち着いた閑静な場所に位置するからでもあります。
池袋からの埼玉旅行をひとまとまりのコンテンツとした場合、このホテル周辺の雰囲気が最も埼玉旅行との親和性が高いのでは、と考えたのです。池袋駅西口をでて左手にある区画にはホテルメトロポリタンの他、池袋最大の劇場である東京芸術劇場や豊島区立郷土資料館、東京消防庁池袋防災館などがあるエリアです。ホテルメトロポリタンの北には池袋西口公園があり、池袋駅西口や北口の商店街繁華街とは適度な距離が保たれています。またホテルメトロポリタンを北西方向へ少し進むと西池袋公園、その奥には立教大学のキャンパスがあります。
ホテルメトロポリタンの一画はこのような立地条件により、池袋駅のすぐ南西に位置しながら、奇跡的に比較的閑静さを失わずにいられたのです。埼玉県の観光地は全体的に過度な自己主張をしない、控えめな観光地であるとも言えます。ホテルメトロポリタンは設備、サービスとも十分な贅沢さを持ちながらも、落ち着いた雰囲気を漂わせているホテルです。ここを埼玉への旅行の入り口としても、最終日を締めくくる宿としても、またはここを全日程の埼玉旅行の拠点としても、素晴らしい埼玉旅行の行程を想像することができます。
ホテルメトロポリタンは池袋でもサンシャインシティプリンスホテルと双璧の大型ホテルで、客室数も多く、またシングル・ツイン・ダブル・エクストラベッドなど部屋タイプも多いため一人旅、夫婦、ファミリーなど様々なニーズに対応できます。それにともない宿泊プランも多数になりますが、価格順に並び変えればわかりやすいと思います。
JTBサイトからホテルメトロポリタンの予約
ホテルメトロポリタンの特徴として、チェックイン時間とチェックアウト時間がともに少し遅いということがあります。遠方からくる場合、チェックインが15時前になることは少ないと思いますし、早く到着しても、途中で時間調整すれば問題ありません。チェックアウト時間が遅いというのは、午前中はホテルでゆっくりしたい人にはうってつけだと思います。例えば池袋からムーミンバレーパークに行ったり、川越旅行であれば、池袋を昼に出発し、半日でも十分観光可能です。上記JTBサイトの2022年の秋の早割プランでは、さらにレイトチェックアウトが付き、チェックアウト時間が13:00になっていることが目につきます。こうなってくると、早朝から池袋を観光したのち、一度ホテルでゆっくり休んで、午後から移動というプランも視野に入ってきます。もちろん早くチェックアウトするのは任意です。ただ計画の幅が広がるのはありがたいことです。
サンシャインシティプリンスホテル
所在地:東京都豊島区東池袋3-1-5
客室数:1091室
最寄駅:東京メトロ有楽町線 東池袋駅 徒歩4分
池袋駅(JR・西武・東武)各徒歩8分
首都高速5号線 東池袋ランプと直結
チェックイン(基本プラン)14:00
チェックアウト(基本プラン)11:00
クレジットカード決済:ダイナース・JCB・DC・VISA・UFJ・UC・アメリカンエキスプレス・NICOS・SAISON・MASTER
電子マネー決済:PASMO・SUICA・iD・paypay・メルペイ・Alipay・楽天Edy・autopay・wechat・ d 払い・auPAY
有線LAN・WIFI・駐車場完備
レストラン等
地下1F 和食「むさし野」11:00~15:30 17:30~21:30 122席
地下1F 中華「古稀殿」11:00~15:30 17:30~21:30 117席
地下1F バイキング「バイエルン」6:30~10:00 11:30~14:00 17:30~21:00 160席
1階バイキング 「Chef’s Palette」 6:30~10:00 11:00~14:00 18:00~21:00 188席
その他有料サービス
コインランドリー(6F)・コンビニエンスストア(1F)・ストレッチルーム(21F)・空港行リムジンバス専用カウンター(1F)
プリンスホテルは西武グループの有名ホテルグループで全国展開されていますので、多くの人がご存じだと思います。プリンスホテルグループのホテルは、品川プリンスホテル、軽井沢プリンスホテルのように、地名を関するのが普通ですが、サンシャインシティプリンスホテルは全く地名が入っていません。このことはサンシャインプリンスホテルの特殊性を表しているともいうことができるでしょう。
サンシャインシティプリンスホテルは37階建ての大ホテルですが、サンシャインシティという商業施設とそれにつながるビル群のほんの一角でしかありません。中心となるビルはサンシャイン60ビルです。サンシャイン60は、現在では300mの高さを持つ大阪のあべのハルカスをはじめ、横浜ランドマークタワーやりんくうタワーの陰に隠れていますが、1990年までは高さ日本一のビルとして長年親しまれ、全国的な知名度がありました。
サンシャイン60ビル、サンシャインプリンスホテル、ワールドインポートマーケットビル、文化会館ビルという4つのビルとそれらを下層でつなぐサンシャインシティという商業施設は一体化しています。サンシャイン60はオフィスビルという側面も大きいのですが、これらのビル群をまとめてみると巨大な観光施設と見なすこともできます。
サンシャインシティについては、別ページで詳しく紹介しますが、60階の展望台、水族館、プラネタリウム、劇場、博物館、ショッピングセンター、アニメのテーマパーク、レストラン街などありとあらゆる旅行の要素が詰まっています。サンシャインシティは埼玉旅行では他に味わうことができない楽しみ方ができる貴重な場所です。埼玉だけではなく、このような観光地は関東全域を見渡しても他にありません。
サンシャインシティプリンスホテルは、関東きってのエンターテイメント要素の強い観光地であるサンシャインシティに直結した唯一のホテルですので、非常に貴重な存在ですが、実は2022年夏まで諸事情により休業していました。それが、2022年9月1日に待望のリオープンすることになりました。
池袋駅からは多少離れているため、埼玉旅行への公共機関でのアクセスとしては最善とは言えませんが、高速出口に直結しているため、車での移動は容易です。サンシャイン直結の首都高5号線は北上すると美女木ジャンクションで東京外環自動車道にぶつかります。東京外環自動車道は関越自動車道、東北自動車道という埼玉旅行に欠かせない2つの高速道路を繋いでいます。自動車を使った埼玉旅行の場合は、サンシャインプリンスホテルは最も良い立地のホテルと変わります。
サンシャインシティプリンスホテルは埼玉県飯能市にできた日本唯一のムーミンテーマパーク「ムーミンバレーパーク」のオフィシャルホテルの一つです。池袋のムーミンバレーパークのオフィシャルホテルはサンシャインシティプリンスホテルのみです。まだホテルの予約再開が決まったばかりで公式なアナウンスはありませんが、近いうちにムーミンバレーパーク関連の宿泊プランも次々と発表されることが予想されます。
2022年夏の現在進行形で、新しい宿泊プランが次々と発表されている最中ですので、今後の動向から目が離せません。
JTBサイトからサンシャインシティプリンスホテルの予約
ダイワロイネットホテル池袋東口
所在地:東京都豊島区南池袋1-20-8
客室数:143室
最寄駅:池袋東口(南出口)より徒歩2分 (地下通路40番出口より徒歩30秒)
チェックイン(基本プラン)14:00
チェックアウト(基本プラン)11:00
クレジットカード決済 VISA・MASTER・JCB・UC・ダイナース・銀聯
無料Wi-fi USBポート 空気清浄機 全室完備
朝食ビュッフェ 7:00-9:30
その他有料サービス コインランドリー イーバックチェア 車椅子貸出 宅配便
ダイワロイネットホテルは大和ハウス、ロイヤルホストなどが出資するホテルグループで全国各地に多数のホテルを展開しています。ただ、ダイワロイネットホテルの名称に統一したのは比較的最近ですので、聞きなれない方も多いかもしれません。
その中でもダイワロイネットホテル池袋東口は2021年2月に開業したばかりの新しいホテルです。建物の全体的な構成はビジネスホテルよりですが、資材・家具など高級感を意識されたものになっています。WIFI、空気清浄機完備、フランスベッド社のベッドを全室に設置するなど随所にこだわりが見られます。
西武池袋線、東武東上線の池袋駅へのアクセスは最も便利なホテルといえます。また飲食店や商業施設が多く、旅行の合間を過ごすための利便性も抜群です。中でも注目はジュンク堂、三省堂書店と西武百貨店です。近年は全国的に書店が減少傾向で、旅行のついでに本探しというニーズも高いと思います。西武百貨店は東京でも最大級の百貨店です。ダイワロイネットホテル池袋東口はこの三店舗に最も近い位置にあるホテルです。
埼玉旅行を考えた場合、JRよりもむしろ西武池袋線と東武東上線という2路線がメインになる場合が多く、その駅への近さがダイワロイネットホテル池袋東口の最大の優位性となります。池袋駅に近いホテルは多数ありますが、池袋駅は非常に大きな駅のため、駅についてから乗車するまでに時間がかかります。ダイワロイネットホテル池袋東口の場合、最短経路で池袋駅へ2分ほどでつき、駅舎へ入ったところに西武池袋線の改札があります。先に紹介したホテルメトロポリタンが同じく駅2分の距離にあるといっても、駅についてから西武池袋線の改札にたどり着くには、更に最低数分かかります。埼玉旅行の核心部である秩父方面と、ムーミンバレーパークなどの旅行を考えた場合、西武池袋線への近さは非常に重要なのです。
JTBサイトからダイワロイネットホテル池袋東口の予約
上のJTBのサイトを開くと、ダイワロイネットホテルのプランがおすすめ順にならんでいます。まず、注意して頂きたいのが、おすすめ順の上の方にあるプランは東京横浜女子旅プランというものです。これは埼玉旅行とは関係ありません。プランの右上にある「代金の安い順」という所をクリックすると、安い順のプランに並び替えができます。安い順に並び変えたほうが、適切なプランを選びやすくなります。
料金順にした場合、早期割引プランの素泊まりプランが一番上に現れるはずです。プランの上に「日付を指定して空室を検索する」という欄がありますので、希望の日程を入れてください。朝食付きプランを希望の場合やその他の希望がある場合は、左側の絞り込みメニューで選び直すことができます。こうすることによって適切なプランのみがあらわれます。
京王プレッソイン池袋
一人旅は当サイトで重要なテーマの一つです。団体旅行からFIT(個人旅行)が主流になりつつあります。団体の場合何かと行動に制約がでます。また見知らぬ人との旅行は楽しい面もある反面、日常の人間関係からの気疲れを癒すための旅行をしたいという人にとっては、団体旅行はなるべく避けたいというのも頷けます。一人旅は個人旅行の究極の姿です。自分で計画を立て、自分の興味ある観光地だけを訪れる。気分によっては、突然計画を変えるのも自由です。そのようなニーズに少しでも役立てたら良いというのが、このサイトの目的の一つでもあります。
京王グループのホテルとしては京王プラザホテルが古くから有名ですが、京王プレッソインは2001年に別会社として作られたホテルグループです。京王プレッソインは2022年現在、東京都心部に11か所あります。京王プレッソイン池袋はその中で三番目にできたホテルです。京王プレッソインは、京王プラザホテルとは対照的に、シングルルーム中心のビジネスホテル型という特徴があります。京王プレッソイン11ホテルは全客室の間取りを公開していますが、判で押したように広さ12平米のシングルルームが大半を占めます。12平米はシングルルームであっても広いとは言えない面積です。セミダブルのルームもこの広さが標準になっています。面積と標準化によって経費を節約した分は、内装や調度品にお金をかけている印象です。
京王プレッソイン池袋も例にもれずシングルルーム中心です。全客室231室のうち、198室がシングルルームです。32室がセミダブルで、ツインはわずか1室のみです。ほとんど1名利用に絞った構成といえるでしょう。もちろん一人旅向けに作ったわけではなく、メインはビジネス利用だと思われます。FAX・コピーの利用やレンタルパソコンまで用意されています。
ただ京王プレッソイン池袋は池袋駅とサンシャインシティの中間地点にあり、旅行の拠点としても非常に便利です。繁華街から少し離れているのも宿泊地としては居心地が良いと評価できると思います。そしてこのホテルの最大の特徴は、最上階が女性専用フロアになっていることです。198室のシングルルームのうち、20室はレディースシングルルームと名付けられ女性しか宿泊できません。この20室がすべて最上階の女性専用フロアにあるのです。
この項の冒頭で一人旅について少し触れましたが、近年では更に女子一人旅という言葉がよく使われています。その前には女子旅ということばが流行し、今では旅の1つのジャンルにまでなりましたが、更に女子一人旅という新たな旅行ジャンルが生まれたのです。女子一人旅において一番心配なのが安全性だと思います。実際はそこまで危険な場所はないのですが、地方から女性が一人旅をする場合、やはり安全面で不安に感じる方もいると思います。部屋の面積に納得できれば、ほとんどの面で水準を上回るホテルです。池袋を拠点とした埼玉の女子一人旅のおすすめとしては、このホテルを第一に挙げたいと思います。
hotel hisoca ikebukuro (ホテルヒソカ池袋)
所在地:東京都豊島区西池袋 1-10-4
客室数:32室
チェックイン(基本プランの場合)15:00
チェックアウト(基本プランの場合)12:00
最寄駅:池袋駅西口より徒歩2分 池袋駅メトロポリタン口より徒歩3分
朝食:パン・サラダ・スープなどのルームサービス有
客室標準設備:無料wifi・大型バスタブ・ミストサウナまたはドライサウナ・大型テレビ・冷蔵庫・電気ケトル・オーブントースター・アロマディフューザー等
貸出品:ベビー用品・blu-rayプレーヤー・ズボンプレッサー・車いす・LEDランタン・空気清浄機・サーキュレーター・サウナポンチョ(有料)等