国内旅行のお土産はどこで買うべきか
理想を言えば、お土産は観光地の土産店で買うべきでしょうし、それが本来の旅行のお土産だと思います。

実際にはホテル、駅、空港など様々な場所でお土産は売っています。特に空港でお土産を買った場合、お世話になった観光地にお金が入らないということがありますから、好ましく思わない人も多いのではないでしょうか。
またお土産を受け取る知人に対しても、観光地から離れた空港で買った場合、どこか嘘をついているようで、後ろめたいという気持ちになるかもしれません。
また観光地を代表するお土産のバリエーションは、観光地から少し離れた空港より、観光地内で置いてある方が種類は多いでしょう。
これらの点を総合するとお土産は、当然観光地で買うべきという結論になりますが、現実にはそうとは限らず、自分の訪れた観光地から遠く離れた帰路の空港で買うという人がかなりの数にのぼっているようです。
観光地から遠く離れた帰路の空港でお土産を買うことは、ある種、邪道ともいえますが、そうならざるを得ない事情も理解できます。

観光地では、お土産を選ぶ時間より、観光をする時間の方が貴重ですし、お土産を選ぶのは意外と手間がかかる作業です。また、お土産を観光地で買うと、手荷物が増えてしまい観光の邪魔になります。そして大抵の場合、帰りの飛行機の搭乗時刻より早く空港に到着しするため、搭乗まで空港で待たなければなりません。
旅行者の利便性や効率を考えると、空港でお土産を買うことは、ある意味合理的です。
お土産選びは時間がかかる
お土産選びは時間がかかります。お世話なっている人へのお土産であれば、お土産選びは慎重にしなければなりません。相手の好み、年齢、家族構成、趣味などを思い浮かべ、相手の家族全員が喜んでくれるか、家に置いておいて邪魔にならないかなどいろいろなことを思いめぐらせます。

有名な大きい観光地であれば土産物店も多く、また土産自体の種類も星の数ほどあります。立ち並ぶ土産店を行ったり来たりするだけで時間がかかりますし、いざ買おうと思っても、目移りしてなかなか決められません。
もちろん、お土産選びに時間がかかるというのは、空港であっても全く同様か、それ以上に時間がかかる場合もあります。羽田、関空、セントレア、新千歳、福岡などの大きな空港では、飲食店、土産物店のみならずアパレルやファッションブランドまである一大ショッピングモールのようなものです。それらを見てまわるだけで時間がかかります。
さんざん悩んで買ったお土産が、結局ありきたりで、面白みのない定番商品に偏りがちな理由
先ほど述べた通り、大きな空港でお土産選びをしていると、いろいろ目移りし、あっという間に時間が経過してしまいます。
早目に空港に着き、時間に余裕があるはず、お土産選びしているうちに登場時間ぎりぎりになってしまうというのはよくあることです。

空港でのお土産は、観光地のお土産に比べるとバリエーションが少ないという点は仕方のないことですが、それでもかなりの種類があります。
観光地で買う場合、選べなければ次の観光地で買えばよい、それでも選べなければ最悪空港で買えば良いという心の余裕がありますが、帰路の空港では、もし選べなければお土産なしで帰るほかありません。空港で飛行機の出発時刻が迫っているにも関わらず、お土産の決まっていない焦りは、観光地でのそれとは比べ物になりません。そして結局はタイムアップで仕方なく最も無難な定番商品を選んでしまうという流れになるのです。
観光地でお土産を買わず、空港でお土産話買うもう一つの理由
空港でお土産を買う理由はもう一つありました。それは、お土産は最もかさばる荷物になるからです。

旅行中、荷物を最小限にするためには、お土産を買うタイミングは、やはり遅ければ遅いほど良いのです。
この観点で言えば、やはり旅行の最後に空港で買うのがベストなのでしょうか。荷物を減らす、熟慮して相手の好みそうなお土産をゆっくり選べるという観点でいうと、もう一つあります。それは観光地の土産店、ホテル、駅などでもなく、帰路の空港でもない手段です。冒頭の理想論からいうと、更に邪道といわれるかも知れない方法です。
観光地でも空港でもない、お土産を買う第三の方法
それは旅行の出発前にインターネットで買うという方法です。
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観光地であれ、空港であれ○泊○日旅行の中の貴重な時間です。なるべく旅行中の時間は観光などの本来の目的に多く使いたいものです。
逆に旅行中の荷物は少なければ少ないほど良いものです。受託手荷物のカバン入り切らず、機内にお土産を持ち込むとかは、考えだけでうんざりします。
最後に、お土産というのは基本的にお世話になった人や、大切な人に贈るある種のプレゼントとも言えます。このようなプレゼントを時間に追われながら、選びたくはないものです。事前に時間をかけて、落ち着いて選んだ方が、きっと良いものが選べます。
第三のお土産を買う方法、すなわちインターネットで事前に買うという方法は、旅行の荷物の削減や、旅行中の時間の効率利用、ゆっくりと落ち着いて選べるという観点でいうとベストと言えるでしょう。この方法に心理的抵抗の無いかたは、ぜひ試してみてください。
ここでインターネットで買えるお土産ショップをいくつか紹介します。
当サイトでは埼玉を中心に関東圏の観光地を紹介することが多いですので、まずこのサイトに目を通してみてはいかがでしょうか。普通の旅行の流れでいうと、観光地の土産店を見たあとに、最終的に羽田空港の土産店を見ることになるのですが、羽田空港に売っているものを見たあとで、観光地の土産店を見るという逆の順番で選べるというメリットがあります。
羽田空港内のほとんどの土産店の商品をオンラインで購入できます。羽田空港は国内線の最も利用者の多い空港ですので、それぞれのテナントが相当力をいれており、東京のみならず、他県のお土産等や限定商品を扱うなど様々な趣向が凝らされています。
関東圏以外の場合、それぞれの地方の空港に羽田空港並みのオンラインショップがあれば良いのですが、まだ不十分といわざるを得ません。下記のサイトのように地方の観光に携わる地方の企業が、大々的にオンラインショップを開いていることがありますので、そういうところをチェックしてみるのが良いかもしれません。
ここはもともと、北海道の網走、知床、北見などで大型直営店を経営している40年以上の歴史のある水産会社です。
現地にある直営店では、オホーツク海でとれたカニ、魚、水産物を中心に北海道各地の食材を扱った店ですが、近年は観光に力を入れ、大規模な観光客受け入れをしています。
このようなおすすめできるWEBショップを見つければ、ここで順次紹介していきます。
次に旅行会社系のWEBショップも土産物が充実している場合もあります。JTBは言わずとしれた日本最大の旅行会社ですが、その関連のWEBショップ、JTBショッピングは全国のお土産を扱っています。各地方の企業のWEBショップでは、膨大な種類の土産物を探すことができますが、現物を見れないため多少の不安があります。JTBショッピングなど、旅行会社系のWEBショップでは、旅行者の視点に立ったうえで厳選した土産物のみを扱っていますので、大きな外れを引くリスクは少ないといえます。
旅行会社JTB系列の各地のお土産の販売サイトです。各県毎にわかれているのですが、全部紹介は無理ですので、とりあえず3か所だけにしました。