埼玉県の県民割「旅して埼玉割」
県民割とは
蔓延防止地域解除に伴い、2022年4月2日から2か月間の予定で再開していましたが、5月24日埼玉県庁で行われた大野県知事の定例記者会見上で、6月末宿泊分まで延長されることが発表されました。
県民割は自治体によってルールが異なり非常にわかりずらく、誤解が多いようです。
現在行われている県民割は、該当県民に関わらず、その県の近隣県民も使用できます。
埼玉県の「旅して埼玉割」を例に挙げると、埼玉県民だけではなく茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県在住者も利用可能です。
標準的な県民割は、対象の近隣県住民の宿泊1泊に対し、1泊当たり最大5000円の宿泊割引プラス地域内で使える2000円のクーポンという内容です。
旅して埼玉割とは
埼玉県の県民割「旅して埼玉割」も1泊宿泊料金の半額までという条件で、最大5000円の宿泊割引と2000円分の地域クーポンという内容です。
つまり1万円以上の宿泊の場合はで5000円宿泊割引、5000円以上1万円未満の宿泊の場合は50%宿泊割引ということになり(5000円未満は対象外)、その他に埼玉県の対象店舗で使える2000円分のクーポンがもらえるということです。
埼玉県の制度で特筆すべきは、「旅して埼玉割」の他にもう一つのクーポン制度、「とくとく埼玉観光応援キャンペーン」が使えるということです。
2つのクーポンを併用した場合、クーポン総額は、3000円~5000円に増えます。
「とくとく埼玉観光応援キャンペーン」のほうは、近隣県という制限がなく、全国全ての人が対象のチケットです。
旅して埼玉割の利用方法3パターン
- 登録された宿泊施設に直接申込
- 旅行予約サイトで申込
- 登録された旅行会社の日帰りまたは宿泊を伴うツアー
旅行会社の日帰りツアーは1泊とみなされます。
旅して埼玉割
旅して埼玉割の必要条件
原則的に次の証明書のいずれかが必要です。
埼玉県民は2回目ワクチン接種(接種後2週間以上経過)の証明書
茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、山梨県、長野県、神奈川県の居住者は3回目ワクチン接種(当日接種でも有効)の証明書
埼玉県民及び上記7県の居住者でPCR検査の陰性証明書
申込方法や上記証明書の提出方法は旅行会社、宿泊施設によって異なりますが、共通しているのは必ず事前申告が必要なことです。
普通の申し込んだだけなら割引は適用されず、通常の料金になってしまいます。
また、必ずしも埼玉県内のホテルが全て対象というわけではなく、あらかじめ埼玉県に「旅して埼玉」の登録している宿泊施設、旅行会社のみが割引の対象です。
同様にクーポンの利用可能な店も、埼玉県に登録している店のみです。
埼玉旅行については、以下のページを参考にしてください。
埼玉旅行